慶應大学 大学院政策メディア研究科 特任教授 川森雅仁先生が25日国会事務所に来訪。電話リレーサービス、遠隔手話サービス、情報アクセシビリティなどで意見交換致しました。
国連アジア太平洋経済社会委員会(UN ESCAP) 社会問題担当官の秋山愛子さん
参議院ODA調査第2班ブータン・タイ視察5日目 ⑥「障がい者の情報活用(情報アクセシビリティ)で懇談」モンティエン・ブンタン上院議員・秋山愛子さん(タイバンコク)
参議院ODA調査第2班(有村治子団長)の視察5日目。 タイのモンティエン・ブンタン上院議員と国連アジア太平洋経…
から紹介されました。
慶應大の同級生、村井純先生のつながりや、議員として訪問したITU(国際電気連合通信)
IPUジュネーブ会議2日目②世界最古の国際機関 ITU(国際電気通信連合)を訪問(スイスジュネーブ)
24日IPUジュネーブ会議2日目。評議員会議の後、ITU(国際電気通信連合)本部を訪問。 ITUの邦人職員である鳥越祐之 電気通信開発局(BDU)次長・坂本光弘無線通信局(BR…
に勤務され、障がい者の情報アクセスの為の標準化に携わり議長等を歴任。共通の項目が多く、大変有意義な時間でした。
高齢者・障がい者等の情報アクセシビリティに貢献されている川森先生。2020年度情報通信技術省(総務大臣表彰)の受賞者として決定されています。おめでとうございます。
受賞理由は、「ICTアクセシビリティとデジタルヘルスの標準化を牽引。さらに日本発の8K高精細映像利用内視鏡標準の勧告化を推進。また、アクセシビリティの分野では、視覚障害者向けナビゲーションを勧告化し、ITUと共に米国ANSI/CTA標準に。また、ITUの電話リレーサービス勧告をTTCにおいて新規標準化し、我が国の電話リレーサービスの公的インフラ化の推進にも貢献。」です。
アクセシビリティとは、障がい者や高齢者などが、様々な情報にアクセスしやすくするための技術、施策、対策などを総称する用語です。川森先生は情報アクセシビリティの国際標準化に尽力され、電話リレーサービスや遠隔手話サービスにも大きく適用され、字幕や手話などの放送などへの国際標準化も進められています。
現在自治体の取組みの遠隔手話サービスなどで、標準基準(TTC)でない方法で安易に進められている状況を大変懸念されておられ、対応を話し合いました。県・市の連携で進めてまいります。
また根本的な解決の為にも、情報コミュニケーション法を議員立法で進めている事をお話し、大変賛成いただきました。
【プロフィール】
慶應義塾大学 大学院 政策・メディア研究科 特任教授。前NTTサイバーソリューション研究所主任研究員。2009年より、ITU-TIPTV-GSI議長。W3CでオープンWebプラットフォームのテストと相互運用性のためのインフラ構築に従事。