公明党の社会保険労務士議員懇話会(会長:井上義久副代表)は1日、全国社会保険労務士政治連盟(堀谷義明会長)と全国社会保険労務士会連合会(大野実会長)ら、社労士法改正に関して要望を受けました。中国から井出邦良政連副会長(広島)、四国から連合会の米澤和美副会長(徳島)、横本恭弘副会長(愛媛)が出席。

堀谷会長らは、裁判外紛争解決手続きの代理業務を行い特定社労士の対象業務について、簡易裁判所での訴訟代理や労働審判の代理を追加するよう要請。

【第9次社労士法改正の要請】

  1. 司法制度改革に関する事項
    ・個別労働紛争に係る簡易裁判所における代理業務の追加
    ・労働審判における代理業務の追加
    ・労働紛争センターにおける紛争目的価額上限の撤廃
    ・裁判所における補佐人規定の整備
  2. 使命規定の新設と所要の整備に関する事項
    ・使命規定の新設
    ・労務監査規定の新設
    ・「社労士」を略称として使用することができる規定の整備
    ・登録申請の電子化による事務処理の合理化
    ・都道府県社会保険労務士会の監督権の実行担保措置の強化

要望内容の実現に向けてしっかり取り組んでまいります。