12日夕方、広島市役所公明党控室にて、人工内耳友の会(広島)の越智智美さんと懇談。並川雄一市議が同席。
人工内耳友の会[ACITA ]は日本全国の人工内耳用装用者の会で、1988年に発足。現在、人工内耳装用者約1120名、賛助者(難聴者の家族、医師、言語聴覚士、教育関係者など)約160名、及び21の法人・団体が会員です。日本では年間約600人の方が人工内耳手術を受けておりその内小児の占める割合が年々増加しています。
人工内耳は、体外に装着した音声信号処理装置(スピーチプロセッサ)が音声を電気信号に変え、側頭部に埋め込んだ受信機に信号を送ることで聴覚神経を刺激し、音声を伝えるもの。これまで体外器を交換したくても修理不能な場合しか健康保険が使えず、交換費(片耳100万円以上)や修理費(片耳1万円以上:ダイレクト交換システムでどんな修理も1回2万9700円で新品部品に交換)や充電池(約2万円)が全て自己負担。
広島市では並川市議ら公明党の尽力で、今年4月から充電器の補助がスタート。5月から修理代も。しかし広島市の買い替え補助はまだです。
買い替え助成では110万を出す市もある中、、地方での人工内耳の買い替えや電池代の助成に関し、地域格差があります。
こうした声をしっかりと伺い、国・県・市の連携で対応してまいります。