22日夕方大阪より認定NPO法人障害者放送通信機構 梅田ひろ子理事が副大臣室へ。
梅田さんは(株)アステムの専務取締役でもあります。全盲のIBMフェローの浅川智恵子さんや公明党高木妙高知市議ら共通の知人がいます。
設立22年となる認定NPO法人障害者放送通信機構「目で聴くテレビ」は衛星通信からインターネットによる放送による放送に切り替え、これまでの限られた時間だけの放送から現在1000の手話・字幕番組を搭載しているアーカイブを含めて、24時間視聴できる放送への発展。
日本で誕生し、国際的にもその存在を高く評価されている「目で聴くテレビ」を継続・発展させるために、下記事項を要望を伺いました。
1. NPO法人障害者放送通信機構の運営を公的に支える仕組みを作っていただくことの要望
2. 緊急災害時の情報保障として、聴覚障害者用情報受信装置(身体障害者日常生活用具)を全国の公共施設、避難所、とりわけ障害者支援施設などの福祉施設、福祉避難所に設置することを要望します。
またこれらの設置と緊急災害放送実施に係る助成制度を整備して下さい。
【「目で聴くテレビ」とは?】
「目で聴くテレビ」は、聴覚に障害のある方のための放送局です。
1995年の阪神大震災の教訓をふまえ、全日本ろうあ連盟、全日本難聴者中途失聴者団体連合会などが中心となり、1998年からCS放送(通信)をスタート。
聴覚障害者自身がキャスターやカメラマンとして番組制作に参加。手話と字幕をつけてさまざまな情報をお届けしています。