8日夕方、出雲市内の島根県中央病院を視察。遠藤力一県代表、吉野和彦県幹事長、出雲市の福島孝雄・錦織稔市議が同行。
小阪真二病院長、家本賢病院局局長等から「地域医療に対するしまね医療情報ネットワーク「まめネット」が果たす役割について」伺い、意見交換。

【しまね医療情報ネットワーク「まめネット」】

  • 病院、診療所、歯科、薬局、訪問看護、介護など909機関が加入。カード発行枚数6万枚超。
  • 連携カルテ、画像診断、ネット健診、診療・検査予約、在宅ケア支援、調剤管理情報など地域課題に対応したサービスを提供。
    参加機関が利用したいサービスを選択できます。

【全体のまとめ】

  1. 病院完結型医療から地域完結医療への転換において、患者さんの満足を得るには、病院で行われる多職種による情報共有が、地域でも達成される必要がある
  2. 地域包括ケアでは、患者さんを中心とし、ケアを担当する医療者がばらばらに存在するため、ICTによる情報共有が不可欠である。
  3. 医療・介護における種々の書類について、行政と医療・介護機関がICTで連携することにより、両者の効率性が上昇する。
  4. 医療情報ネットワークの周知、浸透にはある程度の時間がかかるので、医療情報ネットワークを構築するだけでは不十分で、普及活動を充実させ、継続可能なものにしていく努力が必要である。

挨拶1

意見交換1

意見交換2

島根県中央病院にて