久しぶりの娘とのひと時です。新型コロナの影響でずっと会えないでいましたが、元気で嬉しそうです。
一番嬉しかったのは私のようで写真にはっきり写っています。
9月で33歳になりました。2歳の時に重度の障がい児と診断されましたので、月日が経つのはあっという間で感無量です。
小さい頃はよそ様の子どもと比べて、普通の子だったらどんなに良かっただろうと何度も思ったものです。しかし、いつの間にか娘を育てるエネルギーが同じような悩みを持つ皆様の支えになったらとの公(おおやけ)のエネルギーに変わっていきました。娘を通じて実にたくさんの友人が出来、そして大切な生涯にわたる人脈を拡大する事もできました。
皆様に感謝すると共に、議員という使命をいただき、また厚生労働副大臣として今、国民の命と健康を守るために働く事が出来るのも、全てに意味がある事を知りました。
娘と会うたびに、こうした原点に戻れます。議員1年目(2008年)の手記を読み返し、これからもハンディをもった方々とその家族の皆様が少しでも笑顔になれますよう全力で頑張ってまいります。
【議員となり1年目に知的障がいの家族会である「全国手をつなぐ育成会」の機関紙に手記を掲載した内容】
(平成20年4月の手記 手をつなぐ育成会機関紙掲載)
『平凡な事が幸せ 障がいの娘が教えてくれた使命の人生』