24日午後、鳥取県日野郡江府町役場にて、白石祐治町長、日野病院 孝田雅彦病院長、江尾診療所 武地幹夫所長らと「ワクチン接種、地域医療の課題と今後について」意見交換。公明党の澤紀男県議、前原茂米子市議、田口俊介境港市議が同行。
白石町長、武地所長とは2019年12月に訪問。地域医療で懇談しています。
「地域医療の主役は住民本人」本物の地域医療を追求する医師・江府診療所所長 武地先生(鳥取県江府町)
15日夕方、鳥取県江府町にある江府町国民健康保険江府診療所 所長 武地幹夫先生、本高善久事務長そして白石祐治江府町長から地域医療の課題・要望を伺いました。 公明…
人口2,629人の江府町は約45%が65歳以上という少子・高齢化・過疎が進む中山間地。中国地方最高峰・大山の南嶺に位置し、冬は深い雪に閉ざされる集落も。そんな山奥の暮らしや老老介護の理由から通院できない高齢者は多くいます。
本日は日野病院の孝田病院長から「日野郡における地域医療の問題点と展望」について伺いました。日野郡(日野町、日南町、江府町)には日南病院、日野病院、江尾診療所の3つの医療機関があり、持続的な地域医療体制の確保が喫緊の課題となっています。
新型コロナ対策では、検査体制、外来患者、入院患者は日野病院、日南病院で対応されています。ワクチン体制は、日野町は日野病院。日南町は、日南病院。江府町は江尾診療所で対応を進めています。9つのエリアで月、水、金の日時で6月第3週までに高齢者の接種が終了の計画。
【中山間地自治体病院の問題点】
- コロナ対策:人的不足 医業収益の減少に対する補償
- 医師確保:プライマリケア医を中心に確保が必要 小児科医は行政支援が必要
- 人口・患者減少対策:単純なダウンサイズ、合併は町を疲れさせる。
医療資源を有効に活用し(共同利用、遠隔医療)、医療機関を存続させる - 経営改善:コスト低減 電子カルテの共通化 共同購入
- ICTによる医療統合、連携など。
伺った内容について、今後の施策に活かしてまいります。大変にありがとうございました。