島根県浜田市内の障がい者の就労継続支援A型事業所・放課後ディサービス事業所 ワークくわの木 「かなぎウエスタンランディングパーク」を地元浜田市の佐々木豊治・柳楽(なぎら)まちこ市議と視察。(27日)
2014年訪問以来7年ぶりです。社会福祉法人 いわみ福祉会が指定管理者として2013年4月より運営。管理者である細川良彦所長から「新型コロナの影響等」お話しを伺いました。
浜田市では障害者福祉計画で不足していた就労事業として運営休止となっていた「かなぎウエスタンランディングパーク」を障がい者の社会参画の場として有効活用するとして現在の形になり12名が働いています。
中国山地の自然を感じながら、馬と一緒に過ごす時間。大勢の一般利用者と共に障がいを持った方々の利用も増えています。雨季や冬季でも乗馬を楽しめるインドアアリーナ。屋外馬場にはナイター設備もあり夜間のレッスン設けられます。また焼肉バイキングレストランも併用し、障がい者の方々もそこでも元気に働いています。
また障がい者の乗馬大会に参加する為、仕事が終わって練習する障がい者も多く、本日も松江市から来られていました。
新型コロナの影響では、緊急事態宣言後、4月・5月と休業していた時期もあり、特にレストラン部門と宿泊部門が大幅減収となっていますが、乗馬部門での取組みが補っているそうです。
中国山地の山並みを眺めながら、馬との心のふれあいができる乗馬体験コースや、親子で楽しめる引馬乗馬体験・にんじんの餌やり体験など工夫をされながら取り組まれています。
2014年10月からスタートした放課後等ディサービスは現在1日平均10名近い方が利用されており、本日も子ども達がにんじん餌やりなど馬と交流していました。
利用者もここ数年急激に増えており、ホースセラピーを見据えた障がい児支援・障がい者雇用にも積極的な取組みに共感が広がっています。今後の施策に活かしてまいります。