22日午後、大阪医科藥科大学BNCT共同臨床研究所 小野公二所長、東京工業大学 中村浩之教授らが副大臣室に。
「がん細胞のみを的確に破壊する「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)の再発悪性神経膠腫(脳腫瘍)への速やかな承認医療実現を求めるお願い」で来訪。日本中性捕捉療法学会(鈴木実会長)としての要望です。
BNCTはホウ素をがん細胞に取り込ませて中性子を照射すると、ホウ素と中性子の各反応で放射線が発生し、がん細胞を破壊する仕組み。
正常細胞にほとんどダメージがないなどの利点があり、公明党の推進で2020年6月から咽頭や口腔などの頭頚部(顔や首)のがんで保険適用になりました。
その中心的役割をされている小野所長から「再発悪性神経膠腫への保険適用拡大に向けての治験の状況など」伺いました。
小野所長(京都大学名誉教授)は四国香川県出身で、太田昭宏議長(衆院議員)の京都大学時代の後輩でもあります。