新型コロナ対策を検討する厚生労働省の専門家会合・「第38回新型コロナ感染症対策『アドバイザリーボード』」が9日夜、厚労省で開催。
「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」は、新型コロナウイルス感染症対策を円滑に推進するに当たって必要となる、医療・公衆衛生分野の専門的・技術的な事項について、厚生労働省に対し必要な助言等を行うものです。
座長の国立感染症研究所 脇田隆字所長、地域医療機能推進機構の尾身茂理事長など有識者から現在の感染状況の分析・評価等話し合われました。
<感染状況について>
- 全国の新規感染者数は、報告日別では、減少が続いており、直近の1週間では10万人あたり約13人となっている。感染拡大が 見られていた地域では概ね減少傾向となっている。しかし人流の増加が見られ減少速度が鈍化する地域もあり、今後リバウンド の可能性も考えられる。
- 新規感染者数の減少に伴い、重症者数は減少に転じ、死亡者数も減少の動きが見られる。
約2時間半。いつも有意義な議論が続きました。