新型コロナ対策を検討する厚生労働省の専門家会合・「第45回新型コロナ感染症対策『アドバイザリーボード』」が28 日夕方、厚労省で開催。
「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」は、新型コロナウイルス感染症対策を円滑に推進するに当たって必要となる、医療・公衆衛生分野の専門的・技術的な事項について、厚生労働省に対し必要な助言等を行うものです。
座長の国立感染症研究所 脇田隆字所長、地域医療機能推進機構の尾身茂理事長など有識者から現在の感染状況の分析・評価等話し合われました
脇田座長は、東京ではすでにコロナ以外の医療体制にも影響が出始めている、と危機感を示しました。そのうえで、今後、埼玉や千葉、神奈川でも「東京と同じようなスピードで感染拡大が起こりうる」と懸念を示し、「こうした危機感を行政と市民が共有できていないことが、現在の最大の問題だ」と指摘しました。