新型コロナ対策を検討する厚生労働省の専門家会合・「第44回新型コロナ感染症対策『アドバイザリーボード』」が21 日午後、厚労省で開催。
「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」は、新型コロナウイルス感染症対策を円滑に推進するに当たって必要となる、医療・公衆衛生分野の専門的・技術的な事項について、厚生労働省に対し必要な助言等を行うものです。
座長の国立感染症研究所 脇田隆字所長、地域医療機能推進機構の尾身茂理事長など有識者から現在の感染状況の分析・評価等話し合われました。
首都圏の今後の感染状況について、「東京を中心に少なくとも当面は感染が拡大する」との分析結果。
埼玉、千葉、神奈川の3県でも20~30代で感染が拡大。直近1週間の新規感染者数は、東京で人口10万人当たり59人、神奈川で同33人、埼玉と千葉で同27人で、緊急事態宣言発令の目安で、感染爆発を示す「ステージ4」(25人以上)の水準。
また厚労省の調査によると、ワクチン接種を受けた65歳以上の高齢者の感染は未接種者の10分の1以下。との結果も。