18日午前、高松市内のオフィスうえた 植田康広代表と(株)ビートットメディカル 古川卓司社長(理学博士)、早乙女直也部長(医学博士)「がん治療」で懇談。地元大山たか子市議が同席。

新しいがん治療として注目されている「陽子線治療」。より多くの人に知ってもらいたいと植田さんは、第2の人生として2020年6月「オフィスうえた」を設立。
「陽子線治療」についてまとめた冊子やDVDを制作し、セミナーなど開催し、啓もう活動を展開されています。

また古川社長らとは「陽子線治療は良い治療にも関わらず、装置の大きさと高価格が普及の課題に。独自の非回転型ガントリーや照射技術により小型化を実現。
専用建屋工事を必要とせず、既設のX線治療室に収まる設計とし低価格化を実現した。」状況を伺いました。

岡山県津山市の津山中央病院「がん陽子線治療センター」を視察した事などお話し、意見交換致しました。

【陽子線治療】

陽子線治療は放射線治療の一種で、がん細胞を透過するエックス線と異なり、ピンポイントで破壊できるのが特長。正常な細胞や臓器への影響が抑えられ、手術のような臓器摘出がないため、治療後の生活に支障をきたさないメリットもあります。

【(株)ビートットメディカルとは】

放射線医学総合研究所で培った高度な技術と、さまざまなノウハウを持つスタートアップ企業。2017年設立。これまで粒子線治療に携わってきた経験や知識を活かし、がん治療の常識を覆す「超小型陽子線がん治療装置」の開発に取り組んでいます。