新型コロナ対策を検討する厚生労働省の専門家会合・「第52回新型コロナ感染症対策『アドバイザリーボード』」が16日夕方、厚労省で開催。
「新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」は、新型コロナウイルス感染症対策を円滑に推進するに当たって必要となる、医療・公衆衛生分野の専門的・技術的な事項について、厚生労働省に対し必要な助言等を行うものです。
座長の国立感染症研究所 脇田隆字所長ら有識者から現在の感染状況の分析・評価等話し合われました。コロナ禍で脇田座長以外有識者は全員リモートでの参加です。
「新規感染者数は、この3週間で約64%の減少。新規感染者数の減少について、長雨の影響などによる外出の減少や、ワクチン接種が若い世代も含めて進んでいることが考えられると分析。
一方で、重症者数と死亡者数は増加していると指摘。」また会議の冒頭、田村厚生労働相は、軽症者など向けの治療薬「抗体カクテル療法」の往診での試験的利用の開始時期について、来週には始める考えを示しました。