日曜日(第4日曜)福祉の総合相談窓口(福祉のサンデー・コンシェルジュ)の現場(目黒区役所)を26日午後、飯島和代区議と訪問。
目黒区の長崎隆健康福祉部長、保坂春樹福祉総合課長、田辺俊子高齢福祉課長から現状など伺い、意見交換。
2020年9月から開設され1年が経過します。2020年10月に訪問し、今回が2回目です。本日も午前中3人の方の相談があったそうです。
介護、障がい、高齢など健康福祉部の各課から参画。社会福祉協議会に方々も含め12人の職員が待機。日曜日開催の「福祉のコンシェルジュ」開催は東京23区では目黒区が最初です。
これまで12回実施し、58件の相談。令和2年度の相談内容では、高齢者介護(23%)、生活保護(16%)、経済的困窮(12%)。令和3年度は高齢者介護(33%)、生活保護(13%)。住まい(13%)の割合。
コロナ禍の緊急小口資金、総合支援金、住宅確保給付金、自立支援金など現状と共に、生活困窮者自立支援制度の状況も伺いました。
重層的支援体制整備事業やヤングケアラー支援、ひきこもり支援などでも意見交換。
途中から青木目黒区長も加わり、このテーマ以外にワクチン接種や新型コロナ対策などでも要望等伺いました。貴重なお話し、ありがとうございました。
【福祉のコンシェルジュとは?】
「福祉のコンシェルジュ」とは、福祉総合課内に開設した福祉の総合相談窓口の愛称です。複数の課題を整理し、多機関と連携しながら解決に向かうことから、この愛称が付けられています。
「福祉のコンシェルジュ」では、保健福祉に関する相談支援を行う「ふくしの相談係」と、経済的な理由等で生活に困窮している方の自立支援を行う「くらしの相談係」が、福祉全般の相談をまるごと受け止め、相談者に寄り添いながら、解決に向けサポートします。(下記相談事例)
- 子育てと親の介護が重なって身体的にも精神的にも大変(ダブルケア)
- 高齢になり年金暮らしだが、無職の50代の子がいて生活が苦しい(8050問題)
- 障害福祉サービスは受けられないと言われたが、仕事も続けられず、今後の生活が不安(制度の狭間)
- いろいろと困っているが、どこに相談に行ったらといかわからない。