岸田首相は、8日午後、衆参本会議にて、内閣発足後初の所信表明演説を行いました。
演説の冒頭で「喫緊(きっきん)かつ最優先の課題である新型コロナ対応に万全を期す」と述べ、ワクチン接種の加速化や経口治療薬の年内実用化を唱えました。「成長と分配の好循環」実現に向けて成長・分配戦略を「両輪」に掲げ、政策を総動員する姿勢を示しました。
また、 経済安全保障政策を推進するための法案策定や看護・介護分野の収入増を目指す方針も打ち出し、 被爆地広島出身の首相として「核兵器国と非核兵器国の橋渡しに努め、唯一の戦争被爆国としての責務を果たす」と強調しました。
本会議前の参議院議員総会が開催され、来週からの代表質問などの国会日程。さらに衆院選勝利に向けて、山口代表の下、一致団結して臨む事等確認されました。参議院本会議のNHK放映では手話が付いての放映となっています。