世界保健機関(WHO)西太平洋地域委員会は、日本を含む西太平洋地域に所属するWHO加盟国(37の国・地域)の年次総会です。

毎年1回10月に各加盟国と西太平洋地域事務局(マニラ)の持ち回りで開催されてきました。2021年の第72回WHO西太平洋地域委員会について、日本が本会合をホストすることが決まり、2021年10月25日(月)~29日(金)の日程で兵庫県姫路市において開催する運びになりました。

24日夕方、姫路市姫路城「西の丸庭園」にて、姫路市主催の「姫路ウエルカミングセレモニー」が開催されました。

主催者清元姫路市長の挨拶、後藤厚労大臣、WHO西太平洋地域 葛西健事務局長から夫々挨拶。

参加されたラオスの保健大臣、マレーシア、オーストラリアなどの国に千羽鷺の贈呈があり、姫路城を背景に記念撮影などの行事が行われました。

【姫路城】

国宝姫路城は平成5年12月、奈良の法隆寺とともに、日本で初の世界文化遺産となりました。 シラサギが羽を広げたような優美な姿から「白鷺城」の愛称で親しまれる姫路城。

別名は白鷺城(はくろじょう・しらさぎじょう)。

【WPRO(Western Pacific Regional Office)とは?】

WHO加盟国は世界6つの地域(アフリカ、米州、南東アジア、欧州、東地中海、西太平洋地域)のいずれかに属しています。日本はアジア太平洋地域を管轄する西太平洋事務局(WPRO)に所属しています。WPROは37の国と地域、世界の人口の4分の1にあたる19億人をカバーしており、事務局はフィリピンのマニラにあります。

【会合ではどのようなことが話されるの?】

WHO西太平洋地域委員会は、西太平洋地域事務局に所属するWHO加盟国(37の国と地域)による年次総会です。域内加盟国及び地域の代表者により構成され、域内の事業計画や保健水準向上のための対策等について議論されます。

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