9日午後、認定NPO法人 キッズドアが運営する足立区の居場所型・学習支援「キッズリビングやざいけ」を視察。地元の岡本みつなり衆院議員、大竹小夜子足立区議が同席。

認定NPO法人キッズドア 渡辺由美子理事長、福田雄彦専務理事、足立区中村明慶福祉部長らから事業概要を伺い、意見交換。

「キッズリビングやざいけ」は、2017年から「居場所を兼ねた学習支援事業」として足立区より行政委託を受けて運営開始。

対象は区在住の生活保護受給世帯、ひとり親家庭・就学援助受給世帯の中学生(59名)、高校生(28名)計87名が登録。1日に約15名の生徒が利用。

足立区は区内4か所に設置。週6日。毎日夕食も提供。本日も地元の居酒屋のオーナーがボランティアで食事を作っていました。
学習も多くのボランティアが関わっています。いつでも自由に来られる居場所も併設、さらに町会、自治会、地域の団体、会社等と連携して体験活動等も実施しています。素晴らしい取り組みに大変感動しました。

【渡辺 由美子氏 プロフィール】
千葉大学出身。大手百貨店、出版社を経て、フリーランスのマーケティングプランナーとして活躍。
配偶者の転勤に伴い一年間イギリスに移住し、「社会全体で子どもを育てる」ことを体験する。
2007年任意団体キッズドアを立ち上げ、2009年内閣府の認証を受けて特定非営利活動法人キッズドアを設立。
日本の全ての子どもが夢と希望を持てる社会を目指し、活動を広げている。
2016年第4回日経ソーシャルイニシアティブ大賞国内部門ファイナリストに選ばれる。
2018年5月、初めての著書『子どもの貧困〜未来へつなぐためにできること〜』(水曜社)を上梓。
内閣府 子供の貧困対策に関する有識者会議 構成員。
厚生労働省 社会保障審議会・生活困窮者自立支援及び生活保護部会委員。
一般社団法人 全国子どもの貧困・教育支援団体協議会 副代表理事。