28日、公明党離島振興対策本部(本部長:竹谷としこ参議院議員)として姫路市の家島諸島を視察。
公明党から竹谷としこ本部長、里見隆司事務局長、中野洋昌事務局次長、伊藤孝江参院議員、高橋光男参院議員と顧問の私の6名の国会議員。
地元の天野丈夫県議、有馬剛朗姫路市議が参加しました。姫路市の職員、全国離島振興協議会の小島愛之助専務理事、三木剛志部長も同行。
家島諸島は、兵庫県姫路港の南西約18km、瀬戸内海東部の播磨灘に浮かぶ大小40余りの島々です。そのうち、有人島は家島、坊勢島、男鹿島、西島の4つ。
古くから漁業、海運業、採石業が盛んで、港には船がひしめき、活気ある光景が繰り広げられています。
平成27年の国勢調査では、家島諸島の人口4,898人。10年間で2826人36.6%減と大幅に減少。高齢化率34.5%。10年間で14.5ポイント増と急速に高齢化が進んでいます。
【医療体制・介護サービスの確保】
(現状)
・家島に2か所、坊勢島に1か所の診療所。2か所の診療所で医師が1名の状況。土日祝は3か所の診療所が交代で当直対応しているため、島内に医師不在の場合があり、救急時には救急艇などで本土の医療機関へ搬送する体制。
・高齢化の進展に伴い、介護サービスの需要は増えているものの介護人材が不足し、滋養者のサービス提供体制の構築に支障をきたしている。
(対策)
・へき地診療所の医師確保の仕組みつくりと医療体制確保、感染症対策などに対する財政支援の創設・拡充
・介護人材の確保に必要な施策に対する財政支援の創設
姫路市消防局から家島消防署の体制(5名)。軽4の救急車・救急艇について下記説明を伺い、意見交換。
【軽4救急車】
平成21年姫路市が申請し、規制緩和により認められる。日本で第1号。
【救急艇いえしま】
平成31年より就航。救急処置室、操舵室