徳島県美馬市 藤田元治市長が14日、国会事務所に来訪。「令和3年度特別交付税要望書について」概要を伺いました。新型コロナ対策・ワクチン接種などでも意見交換いたしました。
美馬市は、2005(平成17)年3月1日に旧美馬郡内の脇町、美馬町、穴吹町、木屋平村が合併してできた、豊かな自然と数多くの文化財が残る歴史情緒あふれるまちです。人口27969人(令和3年8月現在)。総面積の約8割が森林です。自主財源に乏しく、地方交付税に大きく依存している美馬市にとっても、特別交付税は大変大事です。(下記現状と要望内容)
1.新型コロナ感染症への対応では臨時交付金に加えて市費も投入し、市内経済の回復とアフターコロナを見据えた対策を展開しています。(所要一般財源約4982万円
2.豪雨災害や南海トラフ巨大地震への備えとして、市役所庁舎の危機管理機能強化や全職員の防災士資格取得などハード・ソフト両面での市独自の対策に取り組んでいます。(所要一般財源 約4577万円)
3.デジタル化の推進として、デジタルトランスフォーメーション推進課を設置し、市民がデジタル化のメリットを享受できる施策を推進。4年度からデジタルデバイド解消などの活動を行う地域おこし協力隊を招聘予定。(所要一般財源 約2億4811万円)
4.廃校施設利用による地域活性化等(所要一般財源 約3447万円)、公民連携の推進(地元Jリーグ徳島ヴォルティスの連携など:所要一般財源 約8100万円)、老朽施設の改修・修繕(所要一般財源4億7278万円)など等。
以上の地域課題解決のための財源が不足している状況です。このような事情を見据えて、特別交付税の配分について、特段のご配慮を!との要望です。
【特別交付税要望額 9.8億円】
伺った内容実現へ、応援してまいります。