3日午後、故郷八幡浜市文化会館(ゆめみかん)で開催された令和3年度成人式に出席。全国の新成人は120万人。八幡浜市は311名が新成人となり、新たなスタートをきりました。式典は大城八幡浜市長式辞の後、来賓として祝辞。

感謝の心と共に青年らしく大きな夢・希望を持って挑戦して欲しい事として、全盲でありながら、IBMフェロー・日本科学未来館館長とて活躍している浅川智恵子さんの事を紹介しました。

「14歳で視力を失いながら、様々な困難を乗り越え、盲学校・専門学校で猛勉強し、1985年日本IBMに入社。1997年には世界初の視覚障がい者向けインターネット専用音声読み上げソフト「ホームページ・リーダー」を開発。

2009年には技術系の最高職位「IBMフェロー」に。フェローは研究者・技術者の最高職位であり、約20万人の従業員のうち、75名しかおらず、日本人の女性では初めてです。昨年日本科学未来館館長に就任。副大臣室に来館され、私が主催した「障がい者にやさしいICT機器勉強会」の有識者のメンバーにもお願いしました。

現在、世界中の目が見えない障がい者や高齢者、世界の「情報弱視」10億人以上の方々のための研究を続けている女性研究者の浅川さん。 彼女のモットーである「あきらめなければ、道はひらける」との言葉を贈りました。」

男女成人代表の「誓いのことば」・「成人の日をむかえて」との青年の主張など若者らしいフレッシュな発表・特に介護福祉士として従事している女性の主張が胸を打ちました。21世紀にはばたく全国の成人を迎えられる皆様の門出をお祝いします。皆様、大変におめでとうございました。