発達障害や知的障害支援の研究者や家族会の方々との意見交換会を10日夕方参議院議員会館で開催。
公明党障がい者福祉委員会の三浦のぶひろ委員長、宮崎勝事務局長、党厚生労働アドバイザーの高木美智代元衆院議員と共に出席。
【参加者】
中京大学 辻井正次教授、大正大学 内山登紀夫教授、市川宏伸先生(JDDネット理事長・日本自閉症協会会長)、大塚晃先生(JDDネット副理事長)、山梨英和大学 小林真理子教授、神戸学院大学心理学部 准教授 村山恭朗先生。
全国手をつなぐ育成会連合会 久保厚子会長、田中正博専務理事、又村あおい常務理事。
知的障がい、特に軽度の知的障がいを持ちながら自分も気が付かずにホームレスや触法者になっている人も多くいる現状について、支援の在り方など研究者や家族会の方々との意見交換。
(下記内容)
- 療育手帳が抱える問題(全国で基準が統一化されていないため、自治体における判定法や必要項目のばらつき。知的障害の国際的基準と日本の基準の乖離。)
- 軽度知的障害の人たちの支援が十分されていない。
- さらには、境界圏の人たちへの支援をどうするのか。
- 国際的な動向を踏まえた発達障害、知的障害の定義の整理
- 相談支援や地域のサービス提供体制構築における専門性の確保
- 障害福祉サービスの質の向上に向けての「外部評価」の導入
- 知的障害の法整備の必要性など等。
あっという間に時間がたちました。大変有意義で支援の必要性を痛感しました。「支援が必要な人が支援を受けられるようにするために」今後も継続して取り組んでまいります。