23日午前、#病室Wi-Fi(無線LAN)協議会の笠井信輔氏(フリーアナウンサー)、中原のり子氏、「信号アクセシビリティ協議会 視覚障害者信号プロジェクト」 谷田 妙子氏、高田茂一氏が国会事務所に来訪。
夫々下記内容の要望を伺いました。2022年1月6日にも別の要件でお会いしています。

(下記ブログ)

「障がい者の情報アクセシビリティ等で意見交換」UN ESCAP社会問題担当官 秋山愛子さん・慶応大学政策メディア研究科 川森雅仁先生(東京都)

国連アジア太平洋経済社会委員会(UN ESCAP)  社会問題担当官 秋山愛子さん達が国会事務所に来訪。(6日) 慶應大学 大学院政策メディア研究科 特任教授 川森雅仁先生…

笠井アナとは今回初めてお会いしました。

【#病室Wi-Fi(無線LAN)協議会の笠井信輔氏(フリーアナウンサー)、中原のり子氏からの要望】

2025年万博にむけて、日本全国の病院に入院されてる患者さんたちが無料でWi-Fiにアクセスできる社会を目指されています。
81.1%の医療機関がWi-Fiを導入されていますが、患者がWi-Fiアクセス出来るのは27.3%に留まっています。#病室室Wi-Fi協議会でも独自で行った調査でも全体の20%しか病室にWi-Fiがありませんでした。

2021年の新型コロナ感染症対策の補正予算での医療提供確保支援補助金でWi-Fi環境整備にも補助対象となりましたが、現在は金額も小さくまだ十分ではない現状があります。

特に笠井アナウンサーは2019年に悪性リンパ腫を発症、4か月半の入院後、ステージⅣから完全寛解を果たした中での病院時代の体験を話されました。コロナ禍で見舞いに来てもらうことができなかったが、それを救ったのがインターネット環境で、SNSやYouTubeなどでコミュニケーションを取ることで、孤独感が解消されたとの事。病室Wi-Fiについて「患者さんの気持ちを豊かにするだけでなく、ライフラインと言うことができます」と強調されました。予算の拡充と共に誰ひとり取り残さない社会構築推進に取り組む熱い姿に大変共感しました。

【信号アクセシビリティ協議会 視覚障害者信号プロジェクト 谷田 妙子氏、高田茂一氏からの要望】

・視覚障がい者の横断歩道利用については、普段視覚障がい者が命がけでわたっているという事実にもとづいて、音響信号機を増やすことも含め、分野横断的かつ中・長期的なとりくみについて、現状と要望を伺いました。

議員(警察・障がい関係)、官僚(関係分野)、企業、市民団体が地道に勉強を重ねていくネットワーク型の支援組織など幅広い支援に期待されています。
今国会で取り組む「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法」の議員立法成立に全力で取り組んでまいります。