岩手県奥州市内にある 社会福祉法人 岩手ひだまり会 高橋理事長、鈴木事務局長らと国会事務所を結ぶオンライン会議を開催。(25日)
岩手には、地元の公明党奥州市議(飯坂一也・阿部加代子)も同席。
国会事務所には岩手ひだまり会と交流のあるNPO法人輝HIKARI 金子訓隆(のりたか)代表理事、さいたま市齊藤健一市議が同席。
テーマは「18歳の壁」夕方支援の必要性と取組みについて。
(夕方支援を求める声:利用者家族)
・利用者家族の声として、通所先からの帰宅に備え、家屋が仕事を辞めざるをえない。
・特別支援学校在学時は、放課後等デイサービスが利用でき、夕方の時間帯の支援があったが、卒業後は、夕方帯の預かりのサービスがないため、仕事を辞めたりする等、家族の負担が大きい。
(夕方支援を求める声:事業所の声)
・現行制度の生活介護での延長加算では報酬単価が低く、運営できない。
・夕方の時間帯の人材確保も大変。
(さいたま市での夕方支援の取組み)
さいたま市では「日中一時支援事業」での夕方支援を4月からスタートする。日中一時支援をする事業所の協力の下、報酬体系、運用の見直しを実施。送迎加算や日中活動併用単価を設定。予算約700万円。
今後、他自治体での事例など模索するとともに、国の報酬改定時、延長加算の報酬拡充など検討してまいります。その他障害福祉分野のさらなる処遇改善、新型コロナ対策の要望・ご意見も伺いました。