八幡浜港フェリーターミナル完成記念式典が19日八幡浜市内で開催。来賓として参加。
八幡浜港には大分県の別府港へ宇和島運輸フェリーが、臼杵港へ同フェリーと九四オレンジフェリーが就航する、四国の玄関口です。
現桟橋とターミナルビルは建設から半世紀近くが経過し、老朽化しており、耐震強化岸壁が未整備でありましたが、平成27年から予算化され、建設を進めてきました。4月1日に移転し、新規開業となります。
地方創生港整備交付金等( 56.3 億円の内4割が国費)を活用し、令和3年末、フェリーバースを含めた一連施設が完成しました。
故郷の八幡浜発展の為に必要と思い、当時の国交省、四国整備局などと相談。国会でも2015年当時の太田国交大臣にも質問。予算化され平成27年度予算から3700万の建設設計費が計上されました。
八幡浜港整備促進・大洲西道路早期事業化へ! 平成27年度予算確定(国交委員会で国会質問)(東京都)
平成27年度予算が成立し、その予算の中で要望していました八幡浜港の事業予算が発表になりました。国交省の地域再生基盤交付金(港整備交付金)を活用し、平成27年度国の…
式典では、八幡浜市大城一郎市長の式辞。感謝状贈呈。来賓祝辞(愛媛県中村知事、長谷川衆院議員等と共に挨拶。
施設概要説明後、記念撮影、施設内見学と続きました。
新たなフェリーターミナルは、現桟橋のすぐ近くの埠頭「出島」に整備。桟橋は現在就航している3000トン級から、4000トン級に大型化しても対応できます。
新ターミナルビルは4階建てで、1階に待合ロビーや売店、2階にカフェ、4階には展望デッキと津波避難施設を兼ねるなど、今後予想される南海トラフ地震などに備えたつくりとなっています。
移転前の3月19日(土)の12時から16時まで、3月20日(日)の10時から15時までは内覧会が開催され、入場無料で新ターミナルや桟橋が開放されます。
また、3月19日(土)12時30分から3月20日(日)14時までは海上自衛隊の掃海艇「みやじま(MSC-690)」が寄港、器材展示やミニ制服の試着会、南極の氷の展示が実施されるほか、寄港中の3月19日(土)19時30分から22時までは電燈艦飾も予定されています。