25日、国土交通省は、愛南町と高知県宿毛市を結ぶ「四国横断自動車道・宿毛内海道路」のうち、内海-御荘と一本松-宿毛新港の2区間について、2022年度の新規事業化に向けた手続きに着手したと発表しました。事業費(全体)は内海-御荘が約430億円、一本松-宿毛新港が約270億円を見込みます。

内海-宿毛(約29キロ)のうち新規事業化区間の候補はいずれも仮称で、内海インターチェンジ(IC、愛南町柏)-御荘IC(同町御荘平城)の7・6キロと、一本松IC(同町中川)-宿毛新港IC(宿毛市樺)の4・7キロの2区間。今後、知事への意見照会や、有識者らによる国交省の社会資本整備審議会道路分科会の事業評価部会などの審議を経て、3月中にも事業採択される見通しです。

 宿毛内海道路は、四国横断自動車道「四国8の字ネットワーク」の未事業化区間で、愛媛県(愛南町)・高知県(宿毛市)などは、大規模災害時の広域避難や迅速な救援活動、円滑な緊急輸送のほか、産業や観光の振興にも欠かせないとして、早期の事業化を求めていました。

2022年2月3日に愛媛県中村時広知事、愛南町清水雅文町長が斉藤鉄夫国土交通大臣にオンラインで要望活動をしていました。

斉藤国土交通大臣に「四国横断自動車道「内海」~「宿毛」間の令和4年度事業化」要望、中村愛媛県知事・清水愛南町長と(東京都)

3日夕方、愛媛県中村時広知事、愛南町清水雅文町長が斉藤鉄夫国土交通大臣にオンラインで要望活動。要望内容は、「四国横断自動車道「内海」~「宿毛」間の令和4年度事業…

私自身、議員当選以来、15年間、愛媛県の皆様や高知県の方々とお会いし、要望を受け、国会質問や要望活動など進めてまいりました。歴代の公明党の国交大臣(冬柴大臣、太田大臣、石井大臣、赤羽大臣、斉藤大臣)に要望し続けてまいりました。

引き続き早期事業化及び早期整備につながるよう取り組んでまいります。