4日開催された「第73回丸亀お城まつり」を地元の丸亀市の内田俊英、福部正人両市議と共に廻りました。
2018年に一部崩落した丸亀城の石垣の修復状況について、丸亀城管理室の方の案内で見学。
2018年7月の西日本豪雨、10月の台風により、城の石垣が一部崩壊した丸亀城を地元の2人の丸亀市議とすぐ2度にわたり視察し、文科省に働きかけ、予算を確保した経緯もあり、その後の修復状況に関心をもって臨みました。
石材回収個数は8436個。令和6年3月末まで(5ヵ年)の復旧を目標に掲げ、完成に向けて工事を進めていましたが、石材の破損が予想以上に広範囲に及んでいたことや、崩落面が想定より深かく、除去する土砂(栗石・盛土)の増加により、解体作業に時間を要し、1年遅れの見込みとの事です。
本日のお城まつりでは、石垣復旧工事で活躍する大型のクレーンやバックホウの乗車体験がイベントとして開催されていました。また見学者が修復状況の展示等を見学できる場所もあり、修復に向けて応援してまいります。
【丸亀城とは】
標高約66mの亀山に築かれた平山城で、別名亀山城と呼ばれています。本丸・二の丸・三の丸・帯曲輪・山下曲輪があり、東西約540m・南北約460mのうち内堀内の204,756m2が史跡範囲です。「石の城」と形容されるその名のとおり、丸亀城は石垣の名城として全国的に有名です。大手門から見上げる天守は威厳に満ち、夕暮れの天守は優しさをまとって、心を和ませます。400年の時を経た今日でも決して色あせることなく、自然と調和した独自の様式美をはっきり現在に残しています。(公財)日本城郭協会が選定した「日本100名城」にも選ばれ、花見や散歩など市民の憩いの場として親しまれています。