24日は終日愛媛県南予地域廻り。故郷八幡浜市内にある宇和島運輸(株)松岡正幸社長、九四オレンジフェリー(株)眞木重壽常務らから新型コロナ禍や燃油高騰の影響等伺いました。

宇和島運輸(株)は、明治17年12月愛媛県南予地域の経済の発展に 寄与するため地元有志の出資により設立。現在は2,000トン型旅客フェリー4隻を保有し1日八幡浜~別府間6往復、八幡浜~臼杵間を7往復、合計13往復運航しています。

新造フェリー「れいめい丸」が昨日23日就航。れいめい丸は2001(平成13)年就航の「えひめ」を代替。船の大きさの目安となる総トン数は2494トンから2718トンに、全長は115mから121.41mにアップ。車両積載数は乗用車換算150台から160台に増えました。

九四オレンジフェリー(株)は八幡浜~臼杵間7往復。「おれんじ九州」(2,924ン)「おれんじ四国」(2,918トン)の2隻が就航運航しています。

両社とも新型コロナの影響で利用者は半減。燃料が約倍に上がる中大変ご苦労されています。

政府の原油価格上昇に関する激変緩和対策事業として、重油も対象に燃料油元売りに1リットル当たり最大35円を補助金として支給する制度が実施され、幾分緩和されました。
しかし利用客もが激減している状況ではさらに対応策を要望されています。フェリー業界のさらなる支援を検討してまいります。