25日夕方、高松市内に本社があるメロディー・インターナショナル(株)を訪問。
尾形優子社長(CEO)・二ノ宮敬治CIOと懇談。
「遠隔医療で安心、安全な出産をすべてのお母さんに」をテーマに、世界初のIoT型胎児モニター「小型の分娩監視装置iCTG」を開発する会社として2015年7月に起業。
妊婦さんと赤ちゃんの健康管理プラットフォーム (周産期遠隔医療プラットフォーム)“Melody i”を用いて、世界中の妊婦さんと医師のコミュニケーション・プラットフォームを構築してます。遠隔離通院の負担を減らしたり、働きながらの妊婦さんの負担を権限できるだけでなく、高齢出産などのリスク妊娠により高いケアを提供でき、様々なソーンで安心・安全な出産環境をサポートします。
国内外212病院約400台導入され、在宅妊婦健診や救急搬送で活躍。タイやブータンでは広域をカバーする遠隔医療プラットフォームを構築。出産に関わる医療格差解消のため世界中への普及を目指しています。
2年前、2020年1月、参議院のODA調査視察団としてブータン国を訪問。UNDPブータン国事務所代表の久保田あずさ氏・西澤和子医師(ブータン王立JDWNR病院小児科医)らブータン国で活躍されている在留邦人の方々との意見交換。2022年4月久野田さんと愛媛県で再会した際、UNDPブータン事務所・JICAブータンから日本のベンチャー企業「メロディーインターナショナル社(香川県)」のモバイル胎児モニターiCTG」が55台がブータン国に2021年6月渡されました事など伺い、今回の訪問につながりました。
故郷愛媛県にてUNDP(国連開発計画)ブータン国事務所 久保田あずさ代表と再会・国際保健福祉で懇談(愛媛県松山市)
愛媛県松山市内にて、UNDP(国連開発計画)ブータン国事務所 代表の久保田あずさ氏と再会。懇談しました。(23日) 久保田さんは故郷が同郷の愛媛県。ブータンから一時…
(ブータン国にモバイル胎児モニターiCTG導入の記事)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000038603.html
ブータンに医療DXとしてiCTGを導入して1年半。iCTGはブータンの保健医療の3大施策として、ブータンは周産期に力を入れています。
外務省のホームページでも紹介されています。日本の国際協力白書の表紙はブータンの子どもたち。
https://www.mofa.go.jp/.../21.../honbun/b1/feature1.html
岩手県遠野市、奄美大島の救急搬送の取り組み事例など過疎・離島地域にも取り組まれています。
現在、日本産婦人科医会による実証研究「母体搬送中の胎児心拍モニターの有用性に関する検討」を実施しています。
この研究から、搬送中の有用性評価等を見極め、診療報酬対象外の自宅や搬送中の検査活用が出来る取組みもされています。
「救える命を確実にこの世界へ」「世界中のお母さんに安心・安全な出産を」をテーマに、母子生存率のアップの為に、研究・開発を行っておられる尾形さん達の取り組みを応援してまいります。
【尾形優子さんプロフィール】
京都大学大学院工学研究科原子核工学修了。2002年最初の創業にて日本初の産婦人科電子カルテの事業化に成功。
2015年、周産期医療の課題解決のためにメロディ社を設立し、モバイル胎児モニターを開発。国内外200病院以上に導入され、在宅妊婦健診や救急搬送で活躍。タイやブータンでは広域をカバーする遠隔医療プラットフォームを構築。出産に関わる医療格差解消のため世界中への普及を目指している。
ジャパンベンチャーアワード:中小企業長官表彰(2009)、ものづくり日本大賞:経済産業大臣賞(2020)、日経ウーマンオブザイヤー(2021)、日経優秀製品サービス賞:最優秀賞(2021)