公明党文部科学部会(部会長:浮島衆議院議員)メンバーで18日、東京都江東区にある日本科学未来館を訪問。
先端科学技術を身近に体験するための展示企画等に関して関係者と懇談し、館内を視察しました。

最初に日本科学未来館 浅川智恵子館長、国立研究開発法人科学技術振興機構 橋本和仁理事長らから日本科学未来館の概要など伺い、意見交換。

2021年9月、厚労副大臣時代に日本科学未来館を訪問。浅川館長の案内で見学しており2回目となります。
浅川智恵子館長が元職場である日本アイ・ビー・エム(株)の最高技術職であるフェローで、ずっと交流を続けていました。

「日本科学未来館を視察」浅川智恵子館長(日本IBMフェロー)と懇談(東京都)

29日午前、都内(江東区)にある日本科学未来館を視察。浅川智恵子館長が元職場である日本アイ・ビー・エム(株)のフェロー。浅川館長、高木副館長と懇談。 浅川さんは1…

 (見学内容)
1階 特別企画「空想⇒実装 ロボットと描く私たちの未来」
3階 常設展示「アンドロイド」「インターネット物理モデル」
   シンボル展示「ジオ・コスモス」
5階 常設展示「ともに進める医療」「地球環境とわたし」
   AIスーツケース(デモ)*視覚障害者を誘導する自律展示が型ナビゲーションロボット

浅川館長は「多くの子どもが科学技術が持つ力に触れ合うようにしていきたい」とは話されており、未来を担う子ども達が無限の可能性を創造ちていく力を培うためにも、より良い展示が出来るよう応援・支援をしていきたいと実感を致しました。

【浅川智恵子氏(あさかわ・ちえこ)】
https://digitalcast.jp/v/23639/

大阪府出身。IBMフェロー。米国T.J.ワトソン研究所所属。カーネギーメロン大学特別功労教授を兼務。これまで30年以上にわたりアクセシビリティ技術の研究開発に携わってきた。

中学生の時に失明。1985年日本IBM入社後、点字のデジタル化システムを開発し、現在のインターネット点字図書館の前身を築いた。1997年に初の実用的な視覚障がい者向け音声ブラウザ「ホームページ・リーダー」を開発し、世界の視覚障がい者の情報アクセス手段を格段に向上させるきっかけとなった。2009年IBMフェロー。13年紫綬褒章受章、19年米発明家殿堂入り。

14年米国赴任。米カーネギーメロン大学特別功労教授を兼務。AIの技術を応用することで視覚障がい者の自由な移動を可能にする「実世界アクセシビリティ技術」の研究開発に取り組んでいる。開発をした視覚障害者のためのナビゲーションシステムは東京のショッピングモールやピッツバーグ国際空港において実用化されている。

現在は「AIスーツケース」と呼ばれる視覚障がい者のためのナビゲーションロボットの研究開発に従事し、視覚障がい者が楽しみながら街歩きできる技術の実現を目指している。21年4月に日本科学未来館の館長に就任。工学博士。