31日、松山市内にある「NPO法人ぶうしすてむ」を訪問。地元から太田幸伸松山市議も同席。ぶうしすてむの川崎壽洋理事長、愛媛県肢体不自由児者協会 北村洋三会長と「障がい者福祉、障がい者就労、テレワーク」について意見交換しました。

「NPO法人ぶうしすてむ」は、障がい者の方がパソコンを使った活動や就労を支援する会で法人は2000年から。現在24名の障がい者(内6割は発達障がい、精神障がい)の方々が利用されています。

在宅就業の仕組みを導入し、就労継続支援A型事業所を運営。またB型事業所も始められ、多機能型に拡充されています。また川崎氏は「一般社団法人 えひめICTチャレンジド事業組合(e-ICA=エイカ)」の代表でもあります。

エイカは、データ入力やホームページ作成などPCを使った仕事で障がい者の就労を支援している県内11事業所が共同受注窓口を設立。公的機関に障がい者就労施設などから物品調達の努力義務を課す「障害者優先調達推進法」がら施行され、全国で共同受注窓口の整備が進んでいますが、ITに業種を特定した例は初めての取組みでもあります。

既に労働省など多くの行政・企業からの受注をうけており、現在18事業所に拡大。障害者のテレワーク事業である「全障テレネット」の共同代表を務めるなど障害者の在宅就労に尽力されています。またパラアスリート支援のNPO法人パラワクの理事長も兼務されています。

テレワーク(在宅就労)が増える為の環境整備(ヘルパー支援など)等の声をお聞きしました。

愛媛県肢体不自由児者協会 北村会長とは約12年前から交流があり、いつも様々な声をお聞きしています。本日も「障がい者の8050問題・住まいであるグループホーム支援、若い人が福祉で働けるよう環境整備など等」伺いました。

お二人からの要望等につきまして、しっかり対応が進められるよう取り組んでまいります。ありがとうございました。