公明党核廃絶推進委員会(委員長:谷合正明参院幹事長)と青年委員会(委員長:矢倉克夫参院議員)の合同会議が8日開催。
山口代表ら衆参国会議員、広島県本部田中勝市議の他、多数のNGO関係者らが参加。
最終文書が採択されずに終わった核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議を巡り、外務省からの報告を受け、意見交換しました。
山口代表から岸田首相が日本で初めてNPT会議に出席したことについて「来年のG7広島サミット(先進7か国首脳会議)を開催する立場、また(核軍縮に関する)国際賢人会議の提案者として主張を展開したことは大事な成果だ」と力説。加えて、会議開催中だった8月6日に広島に国連のグテレス事務総長が核保有国に対し「核の先制不使用」などを呼び掛けたことも「意義のあることだ。」と強調。「核兵器のない世界に向けて一層の歩みを進める努力を堅持し、さらに大きく展開したい」と訴え、本年11月の国際賢人会議・G7サミットにつなげる考えを示されました。
意見交換では、NGOピースボート川崎哲共同代表等からの発言など貴重な声を伺いました。
また広島から参加した田中広島市議からは「G7サミットに各国首脳の原爆資料館訪問や若者が参加できる関連イベントの開催」の要望など地元の声を伝えられました。
最後に新任となった谷合委員長からは2026年に決まった次回のNPT会議も見据え「NGOや多くのステークホルダー(利害関係者)と力を合わせて頑張りたい」と語りました。
「核なき世界めざし」歩みを一歩一歩、進めてまいります。