14日午前、中小企業のローカル5Gの実証実験事例として、東温市のツウテック社工場を視察。のりまつ幸子県議予定候補、佐々木亨松山市議が同行。
ツウテック(株)三好常務、愛媛CATV白石専務、四国総合通信局西岡局長らの案内で工場のローカル5Gシステムを見学。(下記内容)
【中小企業における地域共有型ローカル5GシステムによるAI異常検知等の実証】
(令和3年度課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証)
・代表機関:(株)愛媛CATV 分野:工場 実証地域:東温市 ツウテック(株)工場 (松山市(株)ユタカ工場)
・コンソーシアム:(株)愛媛CATV、愛媛県(産業創出課、産業技術研究所)、ツウテック(株)、(株)ユタカ、DMG森精機グループ、日本マイクロソフト(株)、エクシオグループ(株)富士通Japan(株)、愛媛大学、(一社)日本ケーブルテレビ連盟、(株)地域ワイヤレスジャパン、(株)グレープ・ワン
・実証概要:
(背景)
・工場においては熟練技術者の不足による生産現場の停滞、非熟練者への技術伝承の遅れに直面。特に中小企業においては導入コストが障壁となりスマート工場化が遅れが生じている課題も存在。
(概要)
・地域閉域網を共有するローカル5G環境を工場敷地内に構築。AIを用いた工場設備の異常検知。完成した部品の検品作業及びスマートグラスを用いた遠隔指導、作業支援の実証を実施。
(効果)
・低コストかつ高品質な共有型ローカル5Gにより、中小企業の工場における技術伝承及び生産性向上を実現。
機械部品加工で、主な製品は、半導体製造装置部品、医療関連機器部品、航空宇宙関連部品など。
また総務省の「令和4年度地域課題解決のためのスマートシティ推進事業」に愛媛CATVが採択され、「ローカル5Gと汎用画像AI技術による先進的スマートシティ地域活性化事業」として東温市のツウテック(株)工場も引き続き対象に。人流などをAI技術で効率化を図る実証事業をされています。その画像分析も見学しました。
地域課題解決に向けた先駆的な取り組みに大変感銘を受けました。今後この分野への取組みを引き続き注視してまいります。