14日午前、松山市内の愛媛県産業技術研究所を視察。のりまつ幸子県議選予定候補、佐々木亨松山市議が同行。

愛媛県産業研究所 玉井浩二所長、(株)愛媛CATV 白石成人専務らから「ローカル5Gの取組みについて」説明を伺い、実演も体感しました。四国総合通信局の西岡局長らが同席。

ローカル5G(高速大容量第5世代)は地域や産業の個別のニーズに応じて地域の企業や自治体喉の様々な主体が、自らの建物内や敷地内でスポット的に柔軟に構築できる5Gシステムです。

他のシステムと比較した特徴として
①携帯事業者の5Gサービスと異なり、エリア展開が遅れる地域において5Gシステムを先行して構築可能。また使途に応じ、柔軟な設定する事が可能。
②WIーFIと比較し、無線局免許に基づく安定的な利用が可能。

具体例として医療機関による遠隔医療、工場に導入しスマートファクトリ、自治体のテレワーク環境や河川等の監視、CATVで導入し4K・8K動画、農業を高速化する自動農場管理などがあります。

(株)愛媛CATVのローカル5G基地局の一つが愛媛県産業技術研究所。全国3位の18の基地局数を保有。外の基地局も視察。

また愛媛CATVは、7月に松山市とICTで活性化連携協定を締結。ローカル5Gなどを用いたまちづくりやデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に協力して取り組む。

三津浜地区を対象にまちづくりの実証実験を実施し、商店街などの無料WI-FI整備やイベントでの高精細映像のライブ配信などを行う。この事業は総務省のスマートシティの補助事業を活用。

国と県の連携によりローカル5Gのさらなる展開が進んでいます。