15日午後から斉藤鉄夫国土交通大臣が香川県入り。
大型製品を海上輸送するため、高松港湾を利用している(株)タダノ 香西工場を視察。地元の都築信行県代表(県議)、広瀬良隆県幹事長(県議)、田井久留美県議選予定候補(高松市議)が同行。
氏家敏明社長らから会社概要、主要製品、工場見学について説明を伺い、工場内を見学しました。氏家社長とは慶應大学の同窓です。
(株)タダノは世界シェア20%(2021年)の建設クレーンメーカー。日本国内6工場、海外4工場。グループ連結37社、連結従業員4589名。売上高2056億円(2021年度)海外売上高54.8%(2021年度)。香川県企業売上ランキング第2位の企業です。
ダノグループは長期目標として「LE世界No.1」(LE = Lifting Equipment)を掲げており、その達成に向けて建設用クレーンおよびブーム・シリンダ等主要部品の生産能力を高めるべく、2019年4月、香川県高松市香西北町に新工場を竣工。公道重量制限にためのフェリー(高松港~神戸港)を利用して世界各国にクレーンを供給しており、今般、新船「あおい」を披露するジャンボフェリーの主要な荷主です。
香西工場は「Next Generation Smart Plant ~ 人と機械が調和し、次世代につながるスマート工場」をコンセプトに建設。
無人搬送車や工場内の空調システム、そのほか最新鋭の設備を導入し、従来の生産性を大きく向上させることを目指しています。
脱炭素社会の実現に向けて、世界初となる「電動ラフテレーンクレーン」の開発を進め、2023年内に製品化を計画しています。
また完成した製品は隣接する港からバージ船での高松港へ。さらに海外向け製品は、高松港からジャンボフェリーで神戸港へ。
神戸港から北米・中東はじめ世界各地へ製品を輸出されています。
見学では製造過程モニター説明を受けた後、次世代につながるスマート工場の製造ラインを見学。
最新鋭の設備でスケールが大きく、大変驚きました。海外との競争力に打ち勝つ香西工場。大変勉強になりました。ありがとうございました。