29日午後、斉藤鉄夫国土交通大臣が広島県三原市の今治造船(株)広島工場を視察。私も同行しました。

桧垣幸人社長、檜垣和幸専務、工場長の原光一行常務から慨要の説明と工場内を案内いただきました。

今治造船は造船専業メーカーとして、各種船舶の建造・修繕を行い、瀬戸内海を中心に、3つの事業所と10の造船所で年間90隻以上の船舶を建造しています。今治造船グループの建造量は日本1位、世界でも常にトップクラスに入る企業群です。

広島工場は1万4千TEU(個)の大型船(約360メートル)を建造する造船所です。広大な敷地に長さ378メートル×幅59メートルの第1号ドック。第2号ドックは長さ382メートル×幅56メートルと。スケールが違います。現在18万1千トン積みばら積運搬船と1万1千個積みコンテナ運搬船が建造されていました。

塗装工場、第2建造ドック、ロボット技術による小組、組立工場、第1建造ドック等見学。先進的な技術力に圧倒されました。

意見交換では、中国・韓国との競争を勝ち抜くためにも、「船舶に係る特別償却制度の拡充(32%)・延長」を要望されました。また課題としては人材不足の対策(外国人等)等を伺いました。海事産業の要の造船。応援してまいります。本日はありがとうございました。