17日は香川県内で地域おこし協力隊としている活躍されている方のお会いし、お話しを伺いました。

地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期は概ね1年以上、3年未満です。
令和3年度で約6,000名の隊員が全国で活動していますが、この隊員数を令和8年度までに10,000人に増やすという目標を掲げており、この目標に向け、地域おこし協力隊等の強化を行うこととしています。

午後から善通寺市 宮田真央さんを訪問。
宮田さんは、高松市出身で、大手コーヒーチェーン店での勤務経験を善通寺市のにぎわいの創出に活かしていきたいと令和2年12月に着任。  
主な活動内容としては、地域のにぎわい創出に向けた多様な活動への参加・協力を推進。

令和4年4月には、善通寺市にユニークなギャラリーカフェ「tama café」を開業。キリン造形師の岡山さんのアトリエが、さらにオシャレで居心地の良い空間になりました。
カフェのみでなく、地域の芸術家の作品を展示するギャラリーを兼ねているほか、開業希望者のチャレンジショップも実施するなど、市のにぎわいを生み出す場所として期待が高まっています。

地域おこし協力隊員として善通寺市に移住し、様々なご縁があり、岡山さんの出会いもその一人で、カフェ開業の夢が現実になりました。

定住に向けた国の起業支援(100万円)を活用し、カフェの改修費等に充てられたそうです。地域おこし協力隊を続けながら、カフェ運営も行政等、大勢の皆様から理解され、支えらている事に感謝されていました。貴重なご意見ありがとうございました。