「公明党ドクターヘリ・ドクターカー配備促進PT」「厚生労働部会」合同会議にて、21日「ドクターカーの運用状況などについて」八戸市立市民病院 今明秀院長(日本病院前救急診療学会 理事長)、日本医科大学附属病院 高度救命救急センター長 横堀將司先生(全国ドクターカー協議会事務局長)に講演を行って頂きました。
八戸市立市民病院(青森県)の今院長は、ドクターカーが重症者の救命率向上に効果を発揮していると指摘。傷病者を搬送中の救急車と合流して治療に当たる場所を確保するため、八戸市内の全コンビニに合流地点を示すステッカーを配布したと紹介。
【ドクターカーのまとめ】
・救急医療の5つのパーツの一つが病院前救急
・ドクターカーは重要車型と救急車型
・6割は休眠状態。魅力を知っている一部の地方で爆発的に使われている。
・重症例に出動している。
・救急車の現場滞在時間北票15分を達成できる。
・病院到着後の根本治療までの時間を短縮する
・重症例の救命率、後遺症削減効果ある。
・赤字
また日本医科歯科大学付属病院の横堀センター長は「ドクターカーの活用で医療介入が27分も早くなる」と強調。普及に向けて、国の財政支援や行政・消防との連携を強化する仕組みの構築を訴えた。