公明党離島振興対策本部(本部長:山本博司参院議員)として17日、18日と三重県鳥羽市離島を視察。
鳥羽マリンターミナルから市営定期船で約12分で答志島へ。公明党から塩田博昭参院議員、地元坂倉広子鳥羽市議が参加。
また地元の浜口一利市議(元議長)、濱口正久市議も参加。

「海ごみの現状と取組みについて」、「22世紀 奈佐の浜プロジェクト委員会」の小浦嘉門委員長から概要を伺い、桃取町「奈佐の浜」を視察しました。

・漂着ゴミに内容の主な物は流木、葦、枯れ草、樹木の枝、各種プラスチック等。
・伊勢湾流域が発生源で年間1万1千トンを超え、約5千トンが三重県鳥羽市に漂着ごみとして打ち上げられ、答志島桃取町の奈佐の浜には約3千トンが漂着する。
・「漂着ごみについて、夏季に集中する豪雨では、伊勢湾に面する三重県、愛知県、岐阜県などの河川から流れ出る流木、漂着ゴミが島の漁港に押し寄せ、漁民がその処理のために何日も操業出来なくなる。」

・22世紀奈佐の浜プロジェクト委員会では、東海3団体が集い、平成24年発足した市民団体。清掃活動の他、勉強会、森林保全活動を行い、漂着物の回収から発生源対策、発生制御など幅広い活動を行っている。

実際の「奈佐の浜」を視察。清掃をしたばかりの浜ですが、漂着ごみがすごいです。多いときはこの10倍以上のゴミになるとの事。
現在の予算措置の補助金だけでは足りず、国の支援金額の増額が求められています。