公明党離島振興対策本部(本部長:山本博司参院議員)として17日、18日と三重県鳥羽市離島を視察。
公明党から中川康洋衆院議員、横山信一参院議員、塩田博昭参院議員、地元坂倉広子鳥羽市議が参加。
答志島和具港からチャーター船で菅島へ。
黒海苔の共同加工場を視察。鳥羽磯部漁業協同組合 木下和行副組合長らから概要を伺う。漁協が整備したことで、海苔養殖事業所の労働環境が大きく改善された事例です。
黒ノリ養殖が盛んな鳥羽市の離島では、廃業で生産者が減り続けてきた。その背景にある長時間労働の解消を目指し、鳥羽磯部漁業協同組合(鳥羽市)に加工作業を委託する方式を導入。労働時間の短縮だけでなく、収入増加にもつなげています。
重労働だった海苔の加工は、ずいぶん楽に。海苔を自分で刈ってきてここに持ってきて、あとはオペレーターと作業員が海苔を作るという仕組みです。最後までこの工程を自分たちでしなきゃならないと、とても重労働でした。しかし今だと、桶で摘み取って持ってきて冷蔵庫に入れたら、1日熟成して、その後3時間くらいで完成します。
鳥羽の海苔がおいしいのは、この海苔の熟成。今は3時間で板海苔が完成。現在加工工場は、鳥羽市の桃取・答志・菅島の3箇所に導入されています。