13日小松島市内に10日開設された「徳島県医療的ケア児等支援センター」を訪問。医療的ケア児支援コーディネーターの渡部 尚美さんと懇談。

人工呼吸器などを使った医療が日常的に必要な子どもや家族を支援する「徳島県医療的ケア児等支援センター」。徳島赤十字ひのみね総合療育センター内に開設されました。

支援センターには専門知識を持つ常駐の相談員として渡部さんが就かれました。渡部さんは、徳島赤十字ひのみね総合療育センター 児童発達支援センターひのみね 地域支援課長、看護師長でもあります。

医療的ケア児や家族からの相談に対応し、在宅での介護に関する技術的な助言を行うほか、医療機関や学校など関係機関との調整役を担います。
県が今年度初めて実施した実態調査(2022年4月1日時点)によると、県内のケア児は87人との事。

「徳島県医療的ケア児等支援センターでは、医療的ケア児者、そのご家族の皆様の笑顔を守るために、医療、保育、教育、就労、地域といった多くの関係機関と連携し、皆様と一緒に成長し、感じる楽しさや嬉しさ等を共有できる光り輝く毎日を過ごせるようと、スタートしました」と力強く語る渡部さん。今、関連機関を毎日挨拶廻りを行っているそうです。

4月からは人員拡充も視野に入れながら、要望として
1.災害時の医療的ケア支援(在宅でバッテリーや酸素などの機器の確保)
2.18歳以上の医療的ケア者の生活介護支援(児童での報酬体系を大人でも適用可能に)など等。伺いました。

今後伺った要望等、国、県、市の連携で対応をしてまいります。ありがとうございました。