5日、二宮大洲市長の案内で「大洲市の自然と文化財を組み合わせたまちづくり・観光の取組み」について視察。桝田和美市議会議長も同行。
「臥龍山荘」を見学しました。
「臥龍山荘」は肱川流域随一の景勝地「臥龍淵」に臨む三千坪の山荘で、大洲藩3代藩主加藤泰恒が「蓬莢山(ほうらいさん)が龍の臥す姿に似ている」ことから「臥龍」と命名したといわれています。 臥龍院・不老庵・知止庵の三建築はそれぞれ数寄をこらした逸品揃いであり、山々と肱川・如法寺河原の自然をとりいれた借景庭園は、自然と人工の典雅な調和をみせ、四季折々に違った顔を見せてくれます。
庭園内や臥龍山荘から臨む趣深い景色には、まさに忘れかけた「茶の心」や「日本の心」が今なお息づいているいえます。
平成28年7月25日には臥龍院、不老庵、文庫の3棟が国の重要文化財に指定、さらに令和3年には庭園を含む一帯が国の名勝に指定され、その価値や魅力が高まっています。
崖にせり出した懸造(かけづくり)の不老庵からの景色は別格です。肱川の川面に新緑や紅葉など四季の景色が鏡のように映りこみます。風情ある光景を素晴らしい眺めることができます。
外国人など多くの方々に「臥龍山荘」・大洲の魅力を知って欲しいと痛感致しました。ありがとうございました。