5日、二宮大洲市長の案内で「大洲市の自然と文化財を組み合わせたまちづくり・観光の取組み」について視察。桝田和美市議会議長も同行。大洲市の「肱南エリア」の「臥龍醸造」「「おおず赤煉瓦館」「ポコペン横丁・思い出倉庫」を見学。大変参考になりました。ありがとうございました。
【臥龍醸造】クラフトビール×町おこし×障がい者福祉
大正時代から残る赤レンガ倉庫「旧程野製糸繭倉庫跡」。醸造所内には、出来立てのビールを楽しめるバーを併設しています。
大洲市では古い町並みを残し、観光資源にしようという動きが活発になっています。
一旦は解体の話があったものの、町並み保存活動に基づいて我々の事業地としました。
観光資源の存続と、地域の新たな特産品を創ることでの『地元・大洲市の町おこし』。そして、関連会社でも手掛ける、障がい者の皆さんへの『新たな就労機会の提供』にクラフトビール造りを結びつけたのが、臥龍醸造の始まりです。今後も大洲産のキウイや栗、イチゴなどをふんだんに使用し、オリジナルクラフトビールを提供されるそうです。
【おおず赤煉瓦館】
「おおず赤煉瓦館」は、明治34年(1901年)12月に大洲商業銀行の本店として建築されました。建物は主にイギリス積みの煉瓦建築で、屋根には和瓦を葺き、鬼瓦に商の字を入れた和洋折衷の様式が特徴です。当時は、木蝋や製糸の製造、そして舟運による流通の拠点として大洲が隆盛を極めた時代でした。また、「文明開化」のもとに西洋文化が時代を席捲したことは周知のことですが、大洲においても例外ではありませんでした。大洲の経済的繁栄や当時の文化水準の高さは、臥龍山荘などの歴史遺産にもうかがい知ることができますが、やはり「明治」という時代の斬新さと「大正」という浪漫あふれる時代の風を強く感じさせてくれるのは、この赤煉瓦館です。
【ポコペン横丁・思い出倉庫】
「ぽこぺん、ぽこぺん、だぁれが突っついたか」 昔、誰もが遊んだ缶けりやかくれんぼ。あの懐かしさが漂う横丁を再現しています。
そこは、まぼろし商店街1丁目。ホーロー看板や軒を連ねるお店、個性的な店主により昭和30年代のレトロ空間が演出されています。
懐かしい昭和。よくこれだけの品々を集められたのかと驚きます。