24日夕方、松山市内にある「NPO法人ぶうしすてむ」を太田幸伸松山市議と訪問。埼玉県から「NPO法人輝HIKARI」の金子訓隆代表理事((株)マイクロブレイン 取締役)も同席。

「NPO法人ぶうしすてむ」の川崎壽洋理事長と「障がい者就労・雇用」について意見交換しました。

「NPO法人ぶうしすてむ」は、障がい者の方がパソコンを使った活動や就労を支援する会で法人は2000年から。現在約30名の障がい者(内6割は発達障がい、精神障がい)の方々が利用されています。在宅就業の仕組みを導入し、就労継続支援A型事業所を運営。またB型事業所も始められ、多機能型に拡充されています。また川崎氏は「一般社団法人 えひめICTチャレンジド事業組合(e-ICA=エイカ)」の代表でもあります。

エイカは、データ入力やホームページ作成などPCを使った仕事で障がい者の就労を支援している県内11事業所が共同受注窓口を設立。公的機関に障がい者就労施設などから物品調達の努力義務を課す「障害者優先調達推進法」がら施行され、全国で共同受注窓口の整備が進んでいますが、ITに業種を特定した例は初めての取組みでもあります。

既に労働省など多くの行政・企業からの受注をうけており、現在18事業所に拡大。障害者のテレワーク事業である「全障テレネット」の共同代表を務めるなど障害者の在宅就労に尽力されています。またパラアスリート支援のNPO法人パラワクの理事長も兼務されています。

テレワーク(在宅就労)が増える為の環境整備(ヘルパー支援など)や福祉就労(生活介護やB型事業)と雇用のダブルワークの実現等柔軟な制度改善・運用の声をお聞きしました。今後の施策に活かせるよう対応を検討してまいります。