8日午後、「発達障害の支援を考える議員連盟」として、インドネシア共和国の国会議員及び省庁関係の皆さまをお迎えし日本インドネシア国交樹立65周年記念「発達障害に関する日本・インドネシア円卓会議」を開催。 公明党から議連の佐藤英道副会長(衆議院議員:厚労部会長)、三浦のぶひろ参議院議員(障がい者福祉委員会委員長)が参加。
海外からの参加者は28名。国会見学をされた後の会議となります。
議連事務局長として本日の司会・進行役を担当。(下記内容)
・開会挨拶
野田聖子 発達障害の支援を考える議員連盟会長
レディア ハニファ アマリア インドネシア国民議会議員
・ERIA 及び同発達障害研究の紹介
加藤拓馬 東アジア・アセアン経済研究センターERIA保健介護施策室長
・プレゼン
ムハンマド ファルハン インドネシア国民議会議員
・提言 (下記内容)
アンキ― ユディステイア インドネシア大統領特別補佐官
・閉会挨拶
ビマントロ ウイヨのインドネシア国民議会議員
会議では、発達障害分野における両国の立法府によるさらなるコミュニケーションの推進などを含む下記提言の取りまとめを行い、全員の賛同で承認ました。
【発達障害に関する日本・インドネシア円卓会議 提言】
1.発達障害分野におけるインドネシアと日本の立法府によるさらなるコミュニケーションを推進すること。
2.各アセアン加盟国の立法府において、発達障害に関する活発な議論が行われること。
3.日本発達障害ネットワーク(JDD net)の事例など参考に、インドネシアにおける発達障害に関するパートナー間(当事者・家族団体・関係NGO、学術機関など)のネットワーク作りを推進すること。
4.上記の達成に向けた具体的なプロセスを明らかにすると共に、日本とアセアン加盟国における発達障害施策の策定、実践の広がりと強化に向けて、互いに学び、協力すること。
日本側参加者は国会議員以外に各省(文科・厚労・内閣府)からの関係者。日本発達障害ネットワーク(JDD net)市川宏伸理事長、高木美智代顧問、内山登紀夫・大塚晃・小林真理子副会長ら。国立のぞみの園 深代敬久理事長、日詰正文研究部長ら、プロジェクトリーダーの佐野竜平法政大学教授など。
最後に参加者全員の記念撮影。
これをご縁にインドネシアやアセアン各国との発達障害支援が進んでいくよう、上記提言の実現に全力で取り組んでまいります。ありがとうございました。