公明党離島振興対策本部(本部長:山本博司参議院議員)と鹿児島県奄美群島の振興をめざす党奄美ティダ(太陽)委員会(委員長:濱地雅一衆議院議員)は5月19日から5月22日の期間、奄美大島・沖永良部島・与論島を廻り視察します。
これには同本部の私と、濱地雅一衆議院議員、吉田宣弘栄等対策本部事務局長(衆院議員)のほか、金城泰邦衆院議員、窪田哲也参議院議員、地元県議(松田浩孝・森昭男・村野俊作)、同群島の奄美市議(大迫勝史)和泊町 東弘明町議らが参加しました。また国土交通省、鹿児島県、奄美群島広域事務組合、全国離島振興協議会の方々も同行されました。
5年ごとに改正、延長が行われる時限立法「奄美振興開発特別措置法」(奄振法)の期限が今年度末に迫っていることから、離島振興対策本部として、今年6月に奄振法の延長を含む、離島振興に関するビジョン・提言を国に行い、課題など、地元の声を提言に盛り込んでまいります。
5月20日早朝、鹿児島空港から 沖永良部島へ。110番目の離島訪問です。
次に「えらぶ島づくり事業協同組合」を視察。
「えらぶ島づくり事業協同組合」 金城 真幸事務局長から概要や要望を伺い、意見交換。
金城さんは神奈川県出身で地域おこし協力隊として平成29年から3年間着任し、OBとして現在に至っています。
①島における人財確保の課題
・農業、ホテル・宿泊業、福祉・介護事業、食料品製造業、総合スーパーなど。島内の様々な業種で深刻な人材不足。
・島内で求人募集をしても応募がない状況が続いている。
②取組み
・求人募集をSNSで募集、無料求人情報サイト、求人検索エンジン
・「遊び」「暮らし」「働き方」のアプローチ
*最終的に80名以上が応募、50名以上の面談を経て、12名を選定、 採用した12名の平均年齢は28歳
③組合が抱える課題と要望について
1.引っ越し費用が高額で転居費用の財政支援
2.事務局運営費の上限額の引き上げ
3.有料紹介事業の紹介地域を奄美群島に拡張
【沖永良部島(おきのえらぶじま)】
沖永良部島(おきのえらぶじま)は、奄美群島南西部に位置する島。鹿児島県の大島郡に属す。
九州本島から南へ552km、沖縄本島から北へ約60km、北緯27度東経128度付近に位置する。
和泊町と知名町の2町で構成されている。
人口;11,996人(和泊町 6,246人 知名町 5,750人)
面積:9,365㎢
周囲:55.9㎞