公明党離島振興対策本部(本部長:山本博司参議院議員)と鹿児島県奄美群島の振興をめざす党奄美ティダ(太陽)委員会(委員長:濱地雅一衆議院議員)は5月19日から5月22日の期間、奄美大島・沖永良部島・与論島を廻り、視察します。
これには同本部の私と、濱地雅一衆議院議員、吉田宣弘栄等対策本部事務局長(衆院議員)のほか、金城泰邦衆院議員、窪田哲也参議院議員、地元県議(松田浩孝・森昭男・村野俊作)、同群島の奄美市議(大迫勝史)和泊町 東弘明町議らが参加しました。また国土交通省、鹿児島県、奄美群島広域事務組合、全国離島振興協議会の方々も同行されました。
5年ごとに改正、延長が行われる時限立法「奄美振興開発特別措置法」(奄振法)の期限が今年度末に迫っていることから、離島振興対策本部として、今年6月に奄振法の延長を含む、離島振興に関する提言を国に行い、課題など、地元の声を提言に盛り込んでまいります。
5月21日。与論島視察2日目。「サザンクロスセンター・与論城跡」を視察。
【サザンクロスセンター機能強化整備事業】
与論の歴史・文化・芸能・自然を学べる資料館である「サザンクロスセンター」を整備し、観光客の受け入れを担ってきた。
【サザンクロスセンター】
「サザンクロスセンター}は与論島の歴史・文化・自然などを紹介するミュージアム。展示内容は文化、歴史、産業や特産品、ダイビングスポットまで幅広く、国指定重要無形民俗文化財の「与論十五夜踊り」のコーナーでは、祭りで使われる面や衣装が展示され、ビデオで祭りを鑑賞できます。与論島の成り立ちや戦争、独自の民族文化など等。また海抜106mの最上階展望スペースは与論島を見渡す360度の大パノラマです。
【与論城跡】
すぐ南には「与論城跡」があり、伏竜をかたどったとされる石垣です。「与論城」は、15世紀頃に琉球北山王の三男王舅(オーシャン)によって築かれたといわれています。北山滅亡により、与論城は築城途中のままとなり、現在では石垣のみが残っています。与論城跡の敷地内には、サザンクロスセンターや地主(とこぬし)・琴平神社があり、年3回国指定重要無形民俗文化財である「与論十五夜踊り」が行われます。
与論城跡からの景色は絶景です。
城跡散策プログラムや星空観光ツワーの実施等の観光コンテンツを一体的に拝見可能な施設整備を進める為、単なる資料館でなく、多様な機能を有し、地域交流の中核となる施設にリニューアルし、観光客の増加を図りたい。
観光施策の推進に奄振法の改正などに繋げてまいります。