公明党デジタル社会推進本部等が11日が開催。政府の「AI戦略会議」座長の松尾豊東大大学院教授が「人口知能(AI)の現状と課題について」講演。

松尾座長はAI技術の発展に伴い「これまで不可能だった専門的な業務を代行できるツールが多く誕生する」と指摘。
コスト削減や生産性向上が期待されると述べ、日本の国際競争力を高めるためにも、国内での研究開発や活用促進などを訴えました。

一方著作権やプライバシーの侵害、誤情報の拡散といった懸念があることも言及。規制のあり方についても検討していく必要性を語りました。

このはか、会合では政府側からAI戦略の織り組み状況を聴取しました。

松尾座長は香川県出身で開始前に懇談させていただきました。(下記プロフィール)ありがとうございました。

【松尾豊氏プロフィール】
1975年 香川県坂出市生まれ
1993年3月香川県立丸亀高校 卒業
1997年3月東京大学 工学部電子情報工学科 卒業
2002年3月東京大学大学院 工学系研究科電子情報工学 博士課程修了。博士(工学)
2002年4月独立行政法人 産業技術総合研究所 研究員
2005年8月スタンフォード大学 CSLI 客員研究員
2007年10月東京大学大学院工学系研究科 総合研究機構(若手育成プログラム)/知の構造化センター/技術経営戦略学専攻 准教授
2014年4月東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 特任准教授(グローバル消費インテリジェンス寄付講座 共同代表)
2019年4月東京大学大学院工学系研究科 人工物工学研究センター 教授。東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 教授
2017年6月より、日本ディープラーニング協会 理事長
2019年6月より、ソフトバンクグループ株式会社 取締役(社外)
2020年6月より、人工知能学会 理事、情報処理学会 理事
2021年より、新しい資本主義実現会議 有識者構成員
その他、 国立情報学研究所(NII) 客員准教授(2010年-2014年)、 シンガポール国立大学(NUS) 客員准教授(2014年-2018年)、 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 企画チーム長(2015年-2018年)など。
受賞等