NPO法人 KHJ全国ひきこもり家族会連合会 令和5年度 通常総会・全国支部長会が18日オンラインにて開催。
通常総会では、今回共同代表になった藤岡清人・山本洋美理事長から挨拶。
8年間共同代表を務められた伊藤正俊前理事長(NPO法人 から・ころセンター代表)から退任の挨拶がありました。お疲れ様でした。
総会後開催された、全国支部長会で挨拶を致しました。
これまでのひきこもり支援、KHJ家族会連合会の方々との交流など私自身約16年間の取組みを振り返り、決意を話させて頂きました。(下記要旨)
【KHJ家族会連合会の皆様に感謝・新体制おめでとうございます】
新体制 藤岡・山本共同代表 おめでとうございます。また8年間、伊藤理事長ありがとうございました。
【これまでのKHJ ひきこもり支援の取組み。かかわり】
・2007年 家族会の方々との出会い(香川オリーブの会・愛媛こまどりの会)から切実な声を伺う。
・議員となり2007年12月国会質問。 また野田総理、安倍総理など代々の総理にも質問。全国大会にも毎年参加。中国・四国の方々とも懇談。
全国にひきこもり支援センターの設置について(KHJ家族会の支部長会の要望:未設置の県・公明党県議に働きかけ全県設置)
【2017年 決算委員会で大人の実態調査質問、 8050問題 党としてKHJヒアリング。与党・政府と共に】
・2017年決算委員会。 40代以上の中高年のひきこもり実態調査を質問。当時の加藤大臣が約束。
予算がつき2018年内閣府調査。61万3千人。
・2018年 この年、川崎、練馬の事件で大きな注目 8050問題がクローズアップ。公明党として正式にKHJ家族会のヒアリング。巣鴨現地調査を行い政府に提言。
就職氷河期支援になかでもひきこもり支援に光。政府につなぎ、根本厚労大臣とのKHJとのヒアリング。大臣談話発表。
生活困窮者自立支援法改正し(2018年)、定義規定の見直し。(ひきこもり支援が入る)
【厚労副大臣時代 孤独孤立対策 】
・2020年、21年厚労副大臣。医療・福祉、ひきこもり支援も担当。
菅総理の下、(坂本大臣)孤独・孤立対策連絡会議のメンバーとして。国挙げての取組みが加速。
・2021年「重層的支援体制整備事業」開始(社会福祉法改正)
・2021年度(令和4年度)からひきこもり予算も大幅に拡充。19億円。令和5年度も同額。
令和4年(2022年)ひきこもり地域支援センター等の設置を市町村へ拡充。
【2023年 本年4月の委員会質問】 調査結果:推計146万人。
・令和5年。4月の行政監視委員会で質問。 今後の実態調査について。子ども家庭庁ではなく、内閣府で。
【国・県・市区町村の連携 公明党ネットワーク政党の役割・推進】 身近な基礎自治体におけるひきこもり支援が大事
・6月13日、14日 広島県議がひきこもり支援で上京。 厚労省担当者からヒアリング。
巣鴨の 楽の会市川理事長。上田りか事務局長と懇談。
国と県と市区町村の連携が重要。(公明党 ネットワーク政党)
(例:広島県市町村22自治体)
1.ひきこもりの実態調査 10の自治体。 まだ12は未実施。
2.相談窓口の明確化自治体18の自治体 周知されているのは15の自治体。
3.居場所の設置は8市町村。
4.ひきこもり地域支援センター0 (国は18自治体)
5.ひきこもりステーション事業 3市町 (国は87自治体)
6.サポート事業 1市 (国は85自治体) 4~6で190自治体(市町村)
東京都は都道府県立ち上げ支援事業を実施。他県はまだ。(国の支援事業)
ひきこもり地域支援センター、ステーション事業、サポート事業を展開。
【ひきこもり支援基本法(仮称)の制定めざし 全力 】
・地方格差の是正など法整備が必要。自民議連の方々と共に基本法制定に努力します。