19日午後、公明党「地域共生社会を支える高齢者活躍推進PT」として東京都港区の子育てひろば「あい・ぽーと」を視察。
施設長で管理運営をする代表理事の大日向雅美恵泉女学園大学学長らから 「子育て・まちづくり支援プロデューサー」(まちプロ)の取り組みについて、概要を伺い、意見交換。最初にPT座長として挨拶させていただき、館内も見学させていただきました。

この取り組みは、シニア世代の男性が現役時代に培った豊かな経験と知識を、子育てなどが地域活動に活かしてもらうのが、目的。
2013年から始まり、これまでに200人以上が養成講座を経て、まちプロとして認定され、同法人が運営する子育て支援施設で、来所した子どもたちに読み聞かせなどを行っています。

まちプロの男性からは「競争社会で生きてきたが、『ありがとう』の一言を言われるだけでうれしく、生きがいみなっている」『社会の役に立っているという実感が、続ける意欲になっている」と熱く語れてていました。

大日向学長らは「子育て支援は、地域人材に協力してもらい、社会全体で支えていくことが重要」と強調するとともに、「共生社会の実現へモデルケースをつくるNPO法人などに国としてバックアップを」と国の支援の重要性を話されました。

素晴らしい取組に感銘を受けました。シニア人材の方々が全国で活躍できるよう取り組んでまいります。

【子育てひろば「あい・ぽーと」】
2003年9月に、東京都港区の旧青葉幼稚園の施設を活用してオープンした子育て支援施設。親子が自由に遊べる屋内スペースと園庭のある施設には、いつでも飲食のできるテーブルと椅子や授乳室も用意してあり、昼食やおやつを持って一日中のんびり過ごすことができます。つどいのひろば「ひだまり」では、親子が楽しく遊び、仲間の親子との交流ができる各種プログラムや季節ごとの楽しいイベントを数多く開催しています。一時保育「あおば」は、曜日や理由を問わず、子どもを預かってくれます。
また、園庭では、季節ごとに有機園芸を楽しむ「キッズ交流ガーデン」事業が実施されています。